書誌事項

蛟堂報復録

鈴木麻純 [著]

(アルファポリス文庫)

アルファポリス , 星雲社 (発売), 2011.10-2014.5

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タイトル読み

ミズチドウ ホウフクロク

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注記

2009-2013年刊の加筆・修正

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784434160608

内容説明

蛟堂—表向きは、江戸時代より続く漢方薬局兼雑貨屋。だがその真の姿は、晴らせぬ恨みを引き受ける「報復屋」。心に闇を抱えた人々は、何かに吸い寄せられるように蛟堂へと導かれていく。莫大な報酬を支払い、消えることのない業を負うとしてもなお、報復を望む彼らに救いはあるのか—陰陽道の天才にして、「蛟堂」十二代目店主、三輪辰史が紡ぐ現代の怪異譚、ここに開幕。婚約者に裏切られた女の憎しみは、蛇と化して愛しい男を食い殺す。深く哀しい女の執念—「清姫」。無軌道に暴れる兄へ、幼い妹が下した哀しき決断とは。傍若無人な若者の宿命—「ピノッキオ」。物を貢ぎ、心を尽くしてもなお愛を得られない男は、女への復讐を誓う。男を翻弄し続ける女の結末—「赫夜姫」。哀しくも恐ろしい、三つの怪異譚を収録。アルファポリスミステリー小説大賞大賞受賞作。
巻冊次

2 ISBN 9784434163081

内容説明

蛟堂—大金と引き換えに、依頼人の恨みを晴らす「報復屋」。心に闇を抱えた人々は、何かに吸い寄せられるように蛟堂へと導かれていく—日々の生活に疲れ、弱者への暴力の魅力に取り付かれた女が迎える結末とは—「ジーキル博士とハイド氏」友人を犠牲にして望みを叶えようとする若者。道を違えた友情は何処へ向かうのか—「泣いた赤鬼」後継者問題で揺れる骨董屋に、化け猫の呪いが降りかかり—「怪猫騒動」報復にかかわる、妖しく哀しい人間関係を描いた三つの怪異譚。
巻冊次

3 ISBN 9784434165955

内容説明

蛟堂—江戸時代より続く漢方薬局兼雑貨屋の陰には、晴らせぬ恨みを引き受ける「報復屋」としての姿があった。継母に疎まれている兄妹。やがて、夢に隠された実母の死の真実を知ったとき—「ヘンゼルとグレーテル」。誘拐された我が子の身を案じる母親。その前に不思議な男が現れ、和歌を伝える。その和歌の意味とは—「隅田川」。報復にかかわる妖しく哀しい人間模様を描いた怪異物語。大人気陰陽師シリーズ、待望の文庫化第三弾。
巻冊次

4 ISBN 9784434168024

内容説明

蛟堂—表向きは江戸時代より続く漢方薬局兼雑貨屋。しかしその陰には、大金と引き換えに晴らせぬ恨みを引き受ける「報復屋」としての姿があった。自分は“特別な存在”と信じて疑わない女子高生。彼女が求めた、自らにふさわしい“特別”な相手とは?(『サロメ』)。金のためなら夫も娘も捨てる、非情で強欲な女が迎えた悲惨な結末(『かえる取りの女』)。報復にかかわる妖しく哀しい人間模様を描いた怪異物語。大人気陰陽師シリーズ、待望の文庫化第四弾。
巻冊次

5 ISBN 9784434170898

内容説明

蛟堂—江戸時代より続く漢方薬局兼雑貨屋。その真の姿は、大金と引き換えに依頼人の恨みを晴らす「報復屋」。年老いた母を厄介払いしようとする男に、人ならざるモノが報復を試みる—「姥(うば)捨て山」。酒に飲まれ重大な過ちを犯してなお悪あがきを続けた男の結末—「打金磚(だきんせん)」。自らの欲求の赴くままに快楽を愛した男が、思念世界で見たものとは—「ドン・ジュアン」。報復にかかわる妖しく哀しい人間模様を描いた怪異物語。累計25万部突破の大人気陰陽師シリーズ、待望の文庫化第五弾。
巻冊次

6 ISBN 9784434174698

内容説明

蛟堂—江戸時代より続く漢方薬局兼雑貨屋。しかしその真の姿は、大金と引き換えに依頼人の恨みを晴らす「報復屋」。連続する宝石店強盗の犯人達から、蛟堂に報復の依頼が入る。怪しすぎるその内容は、過去に祖父・尊が受けた案件と奇妙に重なって—「罪人は誰か」。幼い我が子の死に疑念を感じた両親は、蛟堂に報復依頼を持ち込む。それこそが、悲劇のはじまりだった—「安達ヶ原」。報復にかかわる妖しく哀しい人間模様を描いた怪異物語。累計29万部突破の大人気陰陽師シリーズ、待望の文庫化第六弾。
巻冊次

7 ISBN 9784434177651

内容説明

蛟堂—江戸時代より続く漢方薬局兼雑貨屋。その真の姿は、大金と引き換えに依頼人の恨みを晴らす「報復屋」だった。関係の壊れてしまった夫婦から、お互いへの報復依頼が同時に蛟堂へ持ち込まれた。凄惨な報復劇の果てに、二人を待ち受けていたのは—「青髭」。報復屋を巡る、辰史と丑雄の対立。これを改善すべく、先代報復屋・三輪尊を巡る謎の予言に太郎が挑む—「邯鄲の夢」。報復にかかわる妖しく哀しい人間模様を描いた怪異物語。大人気陰陽師シリーズ。
巻冊次

8 ISBN 9784434182037

内容説明

蛟堂—江戸時代より続く漢方薬局兼雑貨屋。その陰には、大金と引き換えに依頼人の恨みを晴らす、「報復屋」としての姿があった。かつて辰史が在籍していた大学の周辺で起きた、連続通り魔事件。知人の依頼で真相を探るうち、辰史はある一人の孤独な女性に辿り着く(『殺生石』)。双子の兄に殺されかけ、なんとか一命を取り留めた弟。だが兄の憎悪は収まらず(『歌う骨』)。報復にかかわる妖しく哀しい人間模様を描いた怪異物語。累計35万部突破の大人気陰陽師シリーズ、待望の文庫化第八弾!
巻冊次

9 ISBN 9784434191367

内容説明

蛟堂—江戸時代より続く漢方薬局兼雑貨屋。その陰には、大金と引き換えに依頼人の恨みを晴らす、「報復屋」としての姿があった。蛟堂のあり方を巡って対立する辰史と丑雄は、決着をつけるために思念世界へと入る。もはや互いの心に親族としての情はなく、あるのは、憎しみのみ。天才陰陽師と異能者に待ち受ける運命は—最終話「黒塚」累計38万部突破!報復にかかわる妖しく愛しい人間模様を描いた大人気陰陽師シリーズ文庫版、堂々の完結!

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB09624378
  • ISBN
    • 9784434160608
    • 9784434163081
    • 9784434165955
    • 9784434168024
    • 9784434170898
    • 9784434174698
    • 9784434177651
    • 9784434182037
    • 9784434191367
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京,東京
  • ページ数/冊数
    9冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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