天下の茶道具、鑑定士・中島の眼 : 『へうげもの名品名席』実見記
著者
書誌事項
天下の茶道具、鑑定士・中島の眼 : 『へうげもの名品名席』実見記
淡交社, 2012.7
- タイトル別名
-
天下の茶道具鑑定士中島の眼 : へうげもの名品名席実見記
- タイトル読み
-
テンカ ノ チャドウグ カンテイシ・ナカジマ ノ メ : ヒョウゲモノ メイヒン メイセキ ジッケンキ
大学図書館所蔵 件 / 全10件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
『へうげもの名品名席』とは、古田織部を主人公とした人気漫画『へうげもの』がNHKでアニメ化された際の、番組内の一コーナー。鑑定士としておなじみの中島誠之助氏が、織部・利休・秀吉らが愛した茶道具を見に、全国各地を行脚。その番組体験を元に、新たに書き下ろしたのが本書です。天下の逸品を「実際に見、手に取った」、醒めやらぬ興奮をそのまま伝えます。
目次
- 天下人が手にした、天下一の茶入—唐物肩衝茶入「初花」
- 織部の美意識が生んだ桃山の怪物—古伊賀水指「破袋」
- 織部が提唱した新たな茶の湯の意匠—黒織部沓形茶碗「わらや」
- 大坂の戦火からよみがえった大名物—唐物茄子茶入「付藻茄子」
- 褻からハレの舞台に踊り出た大名物—唐物茶壷「松花」
- 「枯れかじけて寒かれ」の名碗—唐草文染付茶碗「荒木」
- 優雅な品位と群を抜く格調の高さ—井戸茶碗「細川」
- クルスになぞらえた織部の意匠—割高台茶碗
- 人の心に描く宇宙の黒—黒樂茶碗「面影」
- 新たな命が吹き込まれた鉄の造形—瀟湘八景図尾垂釜〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より