もの忘れと記憶の記号論

書誌事項

もの忘れと記憶の記号論

有馬道子著

岩波書店, 2012.7

タイトル別名

記号論 : もの忘れと記憶の

タイトル読み

モノ ワスレ ト キオク ノ キゴウロン

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注記

参考文献: p191-198

内容説明・目次

内容説明

人が生まれ、言語や文化を身につけ社会的存在になり、やがて年をとり自然的存在に回帰していく過程、すなわち人間の一生について、記号論の考え方から考察すると、その姿はどのように描けるだろうか。これまで医学、実験心理学、情報処理理論を中心に研究されてきた「もの忘れと記憶」の仕組みに、パースをはじめとする「解釈の記号論」の視角から新たな光をあてる。

目次

  • 1 記号と記号論(記号とは何か;記号研究の歴史 ほか)
  • 2 記憶の条件(生物学的条件;社会的環境と記号の階梯 ほか)
  • 3 言語文化の習得(音楽のように・絵のように・ダンスのように;言語文化の習得 ほか)
  • 4 加齢による「もの忘れ」(忘れにくいこと;忘れやすいこと ほか)
  • 5 つながる記憶(「もの忘れ」と認知症;解釈の習慣と記憶—物質から生物までの連続性)

「BOOKデータベース」 より

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