東南アジア占領と日本人 : 帝国・日本の解体

書誌事項

東南アジア占領と日本人 : 帝国・日本の解体

中野聡著

(戦争の経験を問う)

岩波書店, 2012.7

タイトル別名

東南アジア占領と日本人 : 帝国日本の解体

タイトル読み

トウナン アジア センリョウ ト ニホンジン : テイコク・ニホン ノ カイタイ

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注記

引用・参照文献: p339-349

人名索引: 巻末p1-3

内容説明・目次

内容説明

「南方占領」にかかわった「日本人」の経験は日本に何をもたらしたのか—占領にともなう「他者」との出会いとそこで露わになった矛盾や限界は「大日本帝国」に変化を迫り、その解体を促進することにもなった。占領に従事した人々の「語り」や「回想」を通して、戦後に忘却された占領経験の意味を問う。

目次

  • 序章 歴史経験としての東南アジア占領
  • 第1章 大本営参謀たちの南方問題(日中戦争の出口としての南方;好機南進論と受け身の南進論;大本営の東南アジア占領構想)
  • 第2章 東南アジア占領・言説と実像(南方攻略作戦;南方軍政の始動—宥和と圧制)
  • 第3章 大東亜共栄圏・欲望と現実(軍事的植民地主義の限界;圧制の限界—人見潤介のフィリピン体験)
  • 第4章 「独立」と独立のあいだ(「独立」付与をめぐる相克;立ち上がる政治的主体)
  • 第5章 帝国・日本の解体と東南アジア(終焉に向かう戦局とアジアのナショナリズム;学びの場としての東南アジア占領)

「BOOKデータベース」 より

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