うつ病治療常識が変わる
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書誌事項
うつ病治療常識が変わる
(宝島社新書, 348 . NHKスペシャル||NHK スペシャル)
宝島社, 2012.7
- タイトル読み
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ウツビョウ チリョウ ジョウシキ ガ カワル
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注記
2009年刊の改訂
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
100万人を超えたうつ病患者。「心のカゼ」と言われ、休養をとって抗うつ薬を飲み続ければ半年から1年で回復すると言われてきた。しかし4人に1人の患者が、治癒までに2年以上を要し、その半数が再発している。治療が長期化している患者の多くが、不必要に多種類、多量の薬を投薬されている。それを見直す取り組みが始まった—09年に放送されて、大きな反響を呼んだNHKスペシャルの新書化。多剤投薬、クリニック乱立、SSRIの副作用からカウンセリングの壁まで、番組で取り上げられなかったエピソードも盛り込んで、うつ病治療の新しい道を探る出色のドキュメンタリー。
目次
- プロローグ うつ病はもはや“心のカゼ”ではない
- 第1章 “不適切な”投薬—症状を悪化させる多剤併用
- 第2章 クリニック乱立の闇—なぜ診断がバラバラなのか?
- 第3章 抗うつ薬の死角—封印されてきた危険な副作用
- 第4章 心理療法の壁—医療に心のケアが定着しない理由
- 第5章 うつからの生還—体験者たちが語る回復のプロセス
- 第6章 うつ病治療の新しい“常識”—先進医療の現場を訪ねて
- あとがき うつ病に強い社会をつくるために(NHKアナウンサー・高橋美鈴)
「BOOKデータベース」 より