最後のイエス
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最後のイエス
ぷねうま舎, 2012.7
- タイトル読み
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サイゴ ノ イエス
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内容説明・目次
内容説明
イエスは「人間」であった。人としての負い目を抱え、権力との葛藤や女性問題に苦悩したイエス。危機の時代に人間の尊厳とは何かを問いかけ、おりおりに変貌を遂げたイエス。その生と言葉が発する、たぐいまれな磁力は何に由来するものなのか。無惨な死という、最後の跳躍に向かうまでのイエスの歩みを、さまざまな角度から照らし出し、そこにひそむ深淵と栄光をリアルに描き出す。新約諸文書の厳密な解読と、新訳の経験とを踏まえた、そこに生きるイエス像。
目次
- アリマタヤのヨセフの話(イエスの“負い目”—心理的スケッチ;イエスとパウロ—新約聖書における「危機」;イエスにおける人間の尊厳と深淵;イエスにおける結婚・離婚・姦淫)
- マリアの回想(詩人イエス—その言語の特徴について;預言者としてのイエス;聖書学は“イエス批判”に向かうか—「宗教批判の諸相」に寄せて)
- 空の墓より
- 補論 宗教史学派のイエス像
「BOOKデータベース」 より