「弱者」はなぜ救われないのか : 貸金業法改正に見る政治の失敗

書誌事項

「弱者」はなぜ救われないのか : 貸金業法改正に見る政治の失敗

増原義剛著

金融財政事情研究会 , きんざい (販売), 2012.9

タイトル別名

弱者はなぜ救われないのか : 貸金業法改正に見る政治の失敗

タイトル読み

ジャクシャ ワ ナゼ スクワレナイ ノカ : カシキンギョウホウ カイセイ ニ ミル セイジ ノ シッパイ

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内容説明・目次

内容説明

借地借家法、中小企業金融円滑化法、労働者派遣法そして貸金業法。「弱者救済」という善意の生んだ「規制」が日本をダメにしている。貸金業法改正に携わった元国会議員が、政治と政治家の限界を吐露した。

目次

  • 第1章 下流から最下流への転落—過剰な正義感、善意が国を滅ぼす(民主党政権下で急増した生活保護受給者数;年収300万円以下の人口が4割を超えた ほか)
  • 第2章 政治が失敗する理由—歪められた貸金業法改正のプロセス(政治と政治家の限界が現れた法改正;多重債務者に関するマスメディアの感情的論調 ほか)
  • 第3章 救済されなかった弱者たち—弱者保護政策の失敗とあるべき姿(「前門の虎」「後門の狼」に挟まれたノンバンク;「後門の狼」—最高裁判決が招いたとんでもない事態 ほか)
  • 第4章 政治はなぜ間違うのか—政策決定のプロセスに潜む危機(国民に優し過ぎたギリシャの財政破綻;大統領が思ってもできないアメリカの混迷 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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