表象とアルシーヴの解釈学 : リクールと『記憶、歴史、忘却』

書誌事項

表象とアルシーヴの解釈学 : リクールと『記憶、歴史、忘却』

川口茂雄著

(プリミエ・コレクション, 23)

京都大学学術出版会, 2012.8

タイトル別名

Paul Ricœur

表象とアルシーヴの解釈学 : リクールと記憶歴史忘却

タイトル読み

ヒョウショウ ト アルシーヴ ノ カイシャクガク : リクール ト『キオク、レキシ、ボウキャク』

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注記

課程博士論文「リクール『記憶、歴史、忘却』の問題系 : 表象とアルシーヴの解釈学」(京都大学, 2008年度) を加筆修正したもの

文献表: p486-494

内容説明・目次

内容説明

記憶という過去の表象は不確かであり、歴史として定着するためには書かれたエクリチュールなしにはありえない。しかし、文書庫(アルシーヴ)にうずもれた史料が過去の真実を保証するわけではない。リクールは、解釈するという現在の行為が歴史をつくりだすと考えるが、そのことの意味はなにか?—。

目次

  • 記憶の現象学
  • アルシーヴに面する歴史家(アルシーヴ化;歴史家的表象)
  • 『時間と物語』における「コンフィギュラシオン」概念
  • 歴史家と裁判官
  • 困難な赦し
  • 忘却

「BOOKデータベース」 より

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