書誌事項

文化と固有価値のまちづくり : 人間復興と地域再生のために

池上惇著

(文化とまちづくり叢書)

水曜社, 2012.10

タイトル読み

ブンカ ト コユウ カチ ノ マチズクリ : ニンゲン フッコウ ト チイキ サイセイ ノ タメ ニ

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注記

参考文献: 章末, p227-230

事項索引: p231-233

人名索引: p234

収録内容

  • "知識結"による自己変革と"地域再生" : 阪神淡路大震災における絆の再生・"貧困底"からの人間発達
  • 東日本大震災と地域再生 : 「創造的復興」から「人間復興」へ / 池田清
  • 二宮尊徳における地域再生構想と実践の道 : 一円融合の理
  • 地域再生構想の実践における人間の疎外と発達 : 商人論における二宮尊徳とアダム・スミスを中心として
  • 地域固有の「人・場」を生かす文化資本経営
  • 生活文化産業の生成と発展 : ラスキンから現代まで
  • 文化的価値の蓄積 : 文化による"まちづくり"
  • アダム・スミスのコモン・ストック論と商人 : 永続的発展の経済学 / 荒木一彰
  • 福祉社会の構築と家族共同体・コミュニティ再生活動 : 地域における基礎的潜在能力の形成と地域文化の創造的再生

内容説明・目次

内容説明

いま、日本経済は、政府依存の大規模量産時代から、地域分散型の小規模・自立経営の時代へと転換しつつある。本書は「文化資本の経営」を手がかりとし、地域自立を実現した行基、空海、二宮尊徳らの仕法、知識結、推譲、などの思想を深め、コモン・ストック、次世代への継承、倫理的な消費者などの概念を総合化した。日本経済学を構想しつつ、世界経済再生の道を示す。

目次

  • 第1部 大災害からの復幸—その思想と行動(“知識結”による自己変革と“地域再生”—阪神淡路大震災における絆の再生・“貧困底”からの人間発達;東日本大震災と地域再生—「創造的復興」から「人間復興」へ;二宮尊徳における地域再生構想と実践の道—一円融合の理;地域再生構想の実践における人間の疎外と発達—商人論における二宮尊徳とアダム・スミスを中心として)
  • 第2部 地域再生と産業・福祉文化—現代文化資本論(地域固有の「人・場」を生かす文化資本経営;生活文化産業の生成と発展—ラスキンから現代まで;文化的価値の蓄積—文化による“まちづくり”;アダム・スミスのコモン・ストック論と商人—永続的発展の経済学;結論と展望‐福祉社会の構築と家族共同体・コミュニティ再生活動—地域における基礎的潜在能力の形成と地域文化の創造的再生)

「BOOKデータベース」 より

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