戦後"経済外交"の軌跡 : なぜ、アジア太平洋は一つになれないのか

書誌事項

戦後"経済外交"の軌跡 : なぜ、アジア太平洋は一つになれないのか

井上寿一著

(NHKさかのぼり日本史, 外交篇 ; 1)

NHK出版, 2012.9

タイトル別名

戦後 : 経済外交の軌跡 : なぜアジア太平洋は一つになれないのか

戦後経済外交の軌跡 : なぜアジア太平洋は一つになれないのか

タイトル読み

センゴ ケイザイ ガイコウ ノ キセキ : ナゼ アジア タイヘイヨウ ワ ヒトツ ニ ナレナイノカ

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注記

参考文献: p187-189

年表: p190-191

内容説明・目次

内容説明

「経済外交」とは—経済的“利益”を追求する外交ではない、経済を“手段”とする外交である。TPP問題の底流には、戦後日本が選んだ「経済>政治」の決断があった。「政治」を捨て、「経済」を選んだ—その理由とは。

目次

  • 第1章 アジアと太平洋のはざまで—アジア通貨危機の勃発によりAPECが目指す自由貿易圏構想は瓦解した。なぜ、アジアと太平洋の連帯が図られたのか
  • 第2章 環太平洋連帯構想の誕生—環太平洋連帯構想の理念、それは「緩やかな開かれた連帯」にあった。なぜ、経済優先の国際協調が進められたのか
  • 第3章 経済援助積み残された課題—日韓基本条約によって日本は韓国への戦後賠償を経済援助と置き換えた。なぜ、戦後日本の外交は経済を重視したのか
  • 第4章 アジア・アフリカ会議と日本—アジア・アフリカ会議で日本は「経済」という新たなツールを見出す。政治問題を忌避する外交の始まりでもあった

「BOOKデータベース」 より

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