脱「原子力ムラ」と脱「地球温暖化ムラ」 : いのちのための思考へ
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書誌事項
脱「原子力ムラ」と脱「地球温暖化ムラ」 : いのちのための思考へ
新評論, 2012.9
- タイトル別名
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脱原子力ムラと脱地球温暖化ムラ : いのちのための思考へ
- タイトル読み
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ダツ ゲンシリョク ムラ ト ダツ チキュウ オンダンカ ムラ : イノチ ノ タメ ノ シコウ エ
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注記
関連年表: p215-218
注(参考文献等): p219-222
内容説明・目次
内容説明
フクシマ原発事故によって原発の「安全神話」は崩れたが、地球温暖化に絡むCO2(二酸化炭素)の「危険神話」はいまだ増殖を続けている。「原発」と「地球温暖化政策」は、我々の近代(科学)志向と深い関わりを持ち、蜜月の国策事業として知られてきたが、今なお「地球温暖化問題」の実像に迫る議論はタブー視されたままである。本書は、フクシマ原発事故の本質を見据えながら「原発」と「地球温暖化政策」の雁行の歩みを改めて辿り直し、3・11の衝撃のなかで私たちが深く思考したはずの「大きな問い」の続きを、読者と共に考えていこうとするものである。
目次
- 1 “地球にやさしい”戦略の始まり—「アトムズ・フォー・ピース」という名の核発電(マンハッタン計画から核発電へ;核発電(原子力発電)の兵器性と経済性 ほか)
- 2 原発事故と「原子力ムラ」についてのもう一つの視点(「原子力ムラ」—政・官・財・学・メディア;司法も労組も ほか)
- 3 原子力発電と地球温暖化問題の癒着(「寒冷化」の時代から一九八八年まで;アルシュ・サミット ほか)
- 4 脱原発と脱地球温暖化政策—なぜ“脱”なのか、日本近代の歩みを問う(「何もかも変わった」が「何も変わっていない」;戦後は終わったか ほか)
「BOOKデータベース」 より