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戦場の都市伝説

石井光太著

(幻冬舎新書, 274)

幻冬舎, 2012.9

タイトル読み

センジョウ ノ トシ デンセツ

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内容説明・目次

内容説明

常に狂気に包まれた戦地や紛争地帯では、多くの都市伝説や怪談が生まれる。ウガンダ・ビクトリア湖の「死体を食べて大きくなった巨大魚」、パレスチナの「白い服を着た不死身の自爆テロ男」、カンボジアの「腹を切り裂こうとする幽霊」、ナチス・ドイツの「ユダヤ人の脂肪でつくった人間石鹸」—。これらの噂話が妙に生々しいのには理由がある。その裏側には、往々にして、軍や政府、ゲリラ組織が隠蔽した「不都合な真実」があるからだ。海外取材経験豊かな気鋭のノンフィクションライターが「都市伝説」から解き明かす、人間の心の闇と、戦争のリアル。

目次

  • 第1章 人間の残酷さ(ビクトリア湖の巨大魚—ウガンダ内戦;消えたユダヤ人—アメリカ同時多発テロ事件 ほか)
  • 第2章 死者の訴え(ナチスの石鹸—ホロコースト;ヒットラー生存説 ほか)
  • 第3章 食う者、食われる者(お守りはどこ?—コンゴ内戦;はらわたの髪—食糧戦争 ほか)
  • 第4章 戦争と処刑(高額な出稼ぎ労働—湾岸戦争;ねえ、遊ぼうよ—シエラレオネ内戦 ほか)
  • 第5章 日本軍の暗部(せき止められた大河—南京大虐殺;少年たちの斑点—七三一部隊 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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