神を哲学した中世 : ヨーロッパ精神の源流
著者
書誌事項
神を哲学した中世 : ヨーロッパ精神の源流
(新潮選書)
新潮社, 2012.10
- タイトル読み
-
カミ オ テツガク シタ チュウセイ : ヨーロッパ セイシン ノ ゲンリュウ
大学図書館所蔵 件 / 全149件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
中世において「哲学」は「神学」の形をとった。キリスト教信仰と古代ギリシア哲学の出会いによって「神についての学問」が生まれ、ヨーロッパ精神が形作られていった。神の存在、天使の堕落、人間の富や色欲を当時のヨーロッパ人はどう考え、語ろうとしたのか?中世神学から「信仰」のベールを剥ぎ、その実像に迫る。
目次
- 第1章 中世神学に近づくために
- 第2章 キリスト教神学の誕生—アンセルムスの世界
- 第3章 地上の世界をいかに語るか—トマス・アクィナス『神学大全』
- 第4章 神学者が経済を論じるとき—ドゥンス・スコトゥス『オルディナチオ』
- 第5章 中世神学のベールを剥ぐ
- 第6章 信仰の心情と神の学問
- 第7章 中世神学の精髄—ヨハニス・オリヴィの学問論・受肉論
「BOOKデータベース」 より