神を哲学した中世 : ヨーロッパ精神の源流

書誌事項

神を哲学した中世 : ヨーロッパ精神の源流

八木雄二著

(新潮選書)

新潮社, 2012.10

タイトル読み

カミ オ テツガク シタ チュウセイ : ヨーロッパ セイシン ノ ゲンリュウ

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内容説明・目次

内容説明

中世において「哲学」は「神学」の形をとった。キリスト教信仰と古代ギリシア哲学の出会いによって「神についての学問」が生まれ、ヨーロッパ精神が形作られていった。神の存在、天使の堕落、人間の富や色欲を当時のヨーロッパ人はどう考え、語ろうとしたのか?中世神学から「信仰」のベールを剥ぎ、その実像に迫る。

目次

  • 第1章 中世神学に近づくために
  • 第2章 キリスト教神学の誕生—アンセルムスの世界
  • 第3章 地上の世界をいかに語るか—トマス・アクィナス『神学大全』
  • 第4章 神学者が経済を論じるとき—ドゥンス・スコトゥス『オルディナチオ』
  • 第5章 中世神学のベールを剥ぐ
  • 第6章 信仰の心情と神の学問
  • 第7章 中世神学の精髄—ヨハニス・オリヴィの学問論・受肉論

「BOOKデータベース」 より

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