中国映画の熱狂的黄金期 : 改革開放時代における大衆文化のうねり
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中国映画の熱狂的黄金期 : 改革開放時代における大衆文化のうねり
岩波書店, 2012.11
- タイトル読み
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チュウゴク エイガ ノ ネッキョウテキ オウゴンキ : カイカク カイホウ ジダイ ニオケル タイシュウ ブンカ ノ ウネリ
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注記
参考文献: p325-327
内容説明・目次
内容説明
文化大革命のトラウマと天安門事件のダメージを抱えつつ、高度経済成長に突き進む中国社会の数奇な変遷を、一九八〇年代の映画に読み解く画期的論考。かの人々の姿は、戦後の日本民衆の映画熱に重なる。映画に何を求めたのか、何が描かれたのか?イデオロギーを超えた果てにみる人々の欲望とその代償について、膨大な一次資料から迫る。
目次
- 第1章 文革から〓(とう)小平時代へ—忌わしい記憶からの解放(忘却への欲望 トラウマの回帰—文化大革命の映画表象;〓(とう)小平時代の映画表象—改革開放と「改革映画」)
- 第2章 “外部”へのまなざし—限られた情報からのインスピレーション(踊る若者たち—民衆のダンス・ブームと「文化翻訳」;中国的ヌーヴェル・ヴァーグの到来—第四世代映画人による「文化翻訳」)
- 第3章 製作、流通、検閲—中国映画を支えるもの、妨げるもの(中国映画の製作、流通の歴史;映画検閲の仕組みと実態;レーティング・システムと「成人映画」)
- 第4章 スターの誕生—改革開放後における物神としての女優(時代の欲望の体現者—劉暁慶;異質性から同質性へ—ジョアン・チェン(陳沖))
「BOOKデータベース」 より