書誌事項

老子

福永光司訳

(ちくま学芸文庫, [ロ7-1])

筑摩書房, 2013.1

タイトル読み

ロウシ

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注記

『世界古典文学全集第17巻』 (筑摩書房 2004年刊) の『老子』部分を文庫化したもの

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

自己研鑽し、知識を増やすことは、かえって人間を不幸にするのではないか—才知がものをいい、相手を出し抜き、騙すことまでもが出世につながる中国戦国時代の中で、老子はそう考えた。そして農村の自然で素朴な生活に人間の幸せな生き方を見出し、「無為自然」の境地にいたる。無為とは不必要なことは行わないという意味で、孔子をはじめ儒家が貴ぶ学問も、自我を肥大化させるだけの不必要なものと批判した。競争社会を強く否定する老子の思想は、生き方に迷う多くの日本人を魅了してきた。己れの無力を知り、自由に生きるための知恵を、碩学・福永光司の名訳と詳細な注釈で読む。

目次

  • 上篇(道経)
  • 下篇(徳経)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB1130658X
  • ISBN
    • 9784480095138
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    383p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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