国民アイデンティティの創造 : 十八〜十九世紀のヨーロッパ

書誌事項

国民アイデンティティの創造 : 十八〜十九世紀のヨーロッパ

アンヌ=マリ・ティエス著 ; 斎藤かぐみ訳

勁草書房, 2013.2

タイトル別名

La création des identités nationales : Europe XVIIIe-XIXe siècle

国民アイデンティティの創造 : 18〜19世紀のヨーロッパ

タイトル読み

コクミン アイデンティティ ノ ソウゾウ : ジュウハチ ジュウキュウセイキ ノ ヨーロッパ

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注記

解説: 工藤庸子

年表: p315-327

人名索引・原注: 巻末p2-37

内容説明・目次

内容説明

あたかも自明のように語られる「国民アイデンティティ」。それは近代ヨーロッパで創り出されたものにすぎない。叙事詩が発見され、国語が定められ、歴史が編まれる。特色ある風景、観光名所、民族衣装が誕生する。その過程は各国で同じ時期に、同じパターンで進行した—。今なおアクチュアルな問題を歴史的な視点から捉えなおすための必読書。

目次

  • 諸国民のヨーロッパ
  • 第1部 祖先の特定(美の革命;国民一つに、言語一つ;国民文化への国際的な後援態勢;一つの国家に、複数の民族;根幹的な叙事詩;国民史)
  • 第2部 民俗文化(明細目録;描かれた国民)
  • 第3部 大衆文化(地平としての国民;歓喜国民団)
  • ヨーロッパ人としてのアイデンティティ

「BOOKデータベース」 より

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