風の果て
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風の果て
(文春文庫, [ふ-1-55],
文藝春秋, 2013.2
- 上 : 新装版
- 下 : 新装版
- タイトル読み
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カゼ ノ ハテ
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注記
1988年刊の新装版
底本: 「藤沢周平全集」第20巻
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 : 新装版 ISBN 9784167192563
内容説明
首席家老・桑山又左衛門の許に、ある日果たし状が届く。恥を知る気持ちが残っているなら、決闘に応じよ、と。相手は野瀬市之丞。同門・片貝道場の友であり、未だ娶らず禄を食まず、厄介叔父とよばれる五十男である。「ばかものが」戸惑いつつも、又左衛門は過去を振り返っていく—。運命の非情な饗宴を描く、武家小説の傑作。
- 巻冊次
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下 : 新装版 ISBN 9784167192570
内容説明
同時期に道場に入門した五人の仲間は各々の道を歩み、時代は移ろう。逼迫した財政を救うため、藩の長年の悲願だった太蔵が原開墾に向け、邁進する又左衛門。だが策謀と裏切りを経て手にした権力の座は、孤独であった—。人生の晩年期に誰もが胸に抱くであろう郷愁と悔恨を、あますところなく描いた傑作長篇。
「BOOKデータベース」 より