不滅の書
著者
書誌事項
不滅の書
中央公論新社, 2012.6
- タイトル読み
-
フメツ ノ ショ
大学図書館所蔵 件 / 全3件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
文献あり
内容説明・目次
内容説明
十数年前インドで消息を絶った兄が残した「智慧の書」。そして亡霊のごとく現れては消える兄—。不動産会社に勤める隆は、吸収合併した社内の空気に馴染めず、同僚からは目の敵にされ、鬱屈した日々を過ごしていた。そんな日常から逃れるように、隆は夜な夜な「智慧の書」をめくり、兄が語る宇宙の原理に迫ってゆく。やがて隆は「智慧の書」を手に、兄の跡を追ってインドへと向かうが…。ウパニシャッドからショーペンハウアー、そして現代へ。ムガル帝国の皇子や革命期フランスの学者たちが時空を超えて結実させた哲学の神髄に迫る、壮大な物語。書き下ろし長篇小説。
「BOOKデータベース」 より