スローシティ : 世界の均質化と闘うイタリアの小さな町

書誌事項

スローシティ : 世界の均質化と闘うイタリアの小さな町

島村菜津著

(光文社新書, 633)

光文社, 2013.3

タイトル読み

スロー シティ : セカイ ノ キンシツカ ト タタカウ イタリア ノ チイサナ マチ

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内容説明・目次

内容説明

スローシティやイタリアの美しい村連合に共鳴した小さな町、ショッピングモールの締め出しに成功した町、フェラガモが創り上げた大農場やオーガニックの父と呼ばれた人物の住む村—。グローバル化社会の中で、人が幸福に暮らす場とは何かということを問い続け、町のアイデンティティをかけて闘う彼らの挑戦に、その答えを探る。

目次

  • 1章 人が生きていく上で必要なもの、それは人間サイズの町だ—トスカーナ州グレーヴェ・イン・キアンティ
  • 2章 スピード社会の象徴、車対策からスローダウンした断崖の町—ウンブリア州オルヴィエート
  • 3章 名産の生ハムと同じくらい貴重な町の財産とは?—フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州サン・ダニエーレ
  • 4章 空き家をなくして山村を過疎から救え! アルベルゴ・ディフーゾの試み—リグーリア州アプリカーレ
  • 5章 ありえない都市計画法で大型ショッピングセンターを撃退した町—エミリア・ロマーニャ州カステルノーヴォ・ネ・モンティ
  • 6章 絶景の避暑地に生気をもたらすものづくりの心—カンパーニャ州ポジターノ
  • 7章 モーダの王者がファミリービジネスの存続を託す大農園—トスカーナ州アレッツォ
  • 8章 町は歩いて楽しめてなんぼである—プーリア州チステルニーノ
  • 9章 農村の哲学者ジーノ・ジロロモーニの遺言—マルケ州イゾラ・デル・ピアーノ

「BOOKデータベース」 より

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