「思想」としての大塚史学 : 戦後啓蒙と日本現代史
著者
書誌事項
「思想」としての大塚史学 : 戦後啓蒙と日本現代史
新泉社, 2013.3
- タイトル別名
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思想としての大塚史学 : 戦後啓蒙と日本現代史
- タイトル読み
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シソウ トシテノ オオツカ シガク : センゴ ケイモウ ト ニホン ゲンダイシ
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注記
博士論文「「大塚史学」の展開とその問題意識の変遷 : 「他所者」としての「前期的資本」」(京都大学, 2010年) に大幅な加筆を加えたもの
註: p[375]-433
内容説明・目次
内容説明
戦後の代表的思想家として丸山眞男とならぶ存在とされる経済史家、大塚久雄。「大塚史学」が圧倒的な力をもった1960年代までの言説に焦点を当てた検証作業をとおして、グローバル化と右傾化がパラレルに進行する危機の時代に対峙しうる「思想の力」を想起する。
目次
- 大塚史学と現代
- 投機批判における連続と変化
- 「前期的資本」から「中産的生産者層」へ
- 「大塚史学批判」から「局地的市場圏」へ
- 「等価交換の倫理」から「社会主義化」へ
- 「ユダヤ人」観とナチズム評価
- 大塚史学の残した課題
「BOOKデータベース」 より