神社・学校・植民地 : 逆機能する朝鮮支配

書誌事項

神社・学校・植民地 : 逆機能する朝鮮支配

樋浦郷子著

(プリミエ・コレクション, 31)

京都大学学術出版会, 2013.3

タイトル別名

神社学校植民地 : 逆機能する朝鮮支配

神社・学校・植民地 : 逆機能する朝鮮支配

タイトル読み

ジンジャ ガッコウ ショクミンチ : ギャク キノウ スル チョウセン シハイ

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注記

博士学位論文 (京都大学, 2011年提出) をもとに加筆修正を行ったもの

主要参考文献目録: p357-369

巻末: 索引あり

内容説明・目次

内容説明

植民地で「国教の信仰者」を獲得しようと懸命になればなるほど、果てなく壁にぶつかり続け、苛立ちを募らす—神道国教化の夢を一度は断たれた神職が乗り込んだ植民地朝鮮。しかし、神社と学校が相互に寄り掛かりながら、あの手この手と工夫すればするほど、現地社会との乖離は進んでいく。植民地・学校という権力空間が帰結したパラドクスを鮮やかに描き出す。

目次

  • 第1章 神社参拝の回路を拓く—修身教科書授与奉告祭・勧学祭
  • 第2章 信仰へと引き込む—朝鮮神宮における大祓式
  • 第3章 授業日も日参させる—モデルとしての朝鮮神宮夏季早朝参拝
  • 第4章 地域で神社を維持管理させる—神祠設置と学校の役割
  • 第5章 学校内に神社を創る—神宮大麻と学校儀礼空間
  • 補論 神職会会報というメディア—朝鮮神職会会報『鳥居』について

「BOOKデータベース」 より

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