近代日本の官僚 : 維新官僚から学歴エリートへ

書誌事項

近代日本の官僚 : 維新官僚から学歴エリートへ

清水唯一朗著

(中公新書, 2212)

中央公論新社, 2013.4

タイトル読み

キンダイ ニホン ノ カンリョウ : イシン カンリョウ カラ ガクレキ エリート エ

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注記

参考文献: p343-352

近代日本の官僚関連年表: p353-356

内容説明・目次

内容説明

明治維新後、新政府の急務は近代国家を支える官僚の確保・育成だった。当初は旧幕臣、藩閥出身者が集められたが、高等教育の確立後、全国の有能な人材が集まり、官僚は「立身出世」の一つの到達点となる。本書は、官僚の誕生から学歴エリートたちが次官に上り詰める時代まで、官僚の人材・役割・実態を明らかにする。激動の近代日本の中、官僚たちの活躍・苦悩と制度の変遷を追うことによって、日本の統治内部を描き出す。

目次

  • 第1章 維新の時代—誰が統治を担うのか
  • 第2章 明治政府の人材育成
  • 第3章 立憲の時代—一八七〇年代〜八〇年代
  • 第4章 帝国憲法制定前後—高等教育の確立
  • 第5章 憲政の時代—一八九〇年代〜一九一〇年代
  • 第6章 大正デモクラシー下の人材育成
  • 終章 統治と官僚の創出

「BOOKデータベース」 より

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