黒い海の記憶 : いま、死者の語りを聞くこと
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書誌事項
黒い海の記憶 : いま、死者の語りを聞くこと
岩波書店, 2013.4
- タイトル別名
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黒い海の記憶 : いま死者の語りを聞くこと
- タイトル読み
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クロイ ウミ ノ キオク : イマ シシャ ノ カタリ オ キク コト
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内容説明・目次
内容説明
東日本大震災で肉親を、友を亡くした人びとの悲しみに、宗教はどう向き合うのか。死者と生者を取り結ぶ心の通路は、死者の無念と向き合い、その語りを聞き、死者を思ってひたすら哭く「祈り」によって開かれる—。悲しみを通して生の深層に辿り着く、あらゆる宗教の根源を考察する思索的エッセイ。
目次
- 1(神を呼ぼう;傷ついたメシアあるいは魂の傷について;死から始まる物語—「悲しみの知」へ)
- 2(黒い海の記憶;犠牲のシステムについて;宗教の力—“絆”再考;記憶の森—不幸を記憶するということ)
- 3(外典『マグダラのマリアによる福音書』の衝撃—十字架のないキリスト教;「マグダラのマリア」論によせて—山妣論の地平から;二一世紀の戦争と平和の宗教的構図—ホロコーストからイスラーモフォビアへ;現代社会と宗教—アメリカ型のキリスト教)
「BOOKデータベース」 より