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ウルトラマンがいた時代

小谷野敦著

(ベスト新書, 403)

ベストセラーズ, 2013.4

タイトル読み

ウルトラマン ガ イタ ジダイ

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注記

特撮もの年表: p198-204

参考文献: p205

内容説明・目次

内容説明

高度経済成長が一息つき、七〇年安保闘争は挫折、公害問題が浮上し、オイルショックもあった七〇年代初頭。三島由紀夫や川端康成が自殺し、日本が自信を失っていたあの時代、特徴・怪獣ものの世界にも大きな転機が訪れていた。全ウルトラ・シリーズの中で、『ウルトラセブン』の完成度の高さは論を俟たない。しかし、『帰ってきたウルトラマン』こそ、あの「暗い」時代の雰囲気を体現していた象徴的作品なのだ。その象徴性を決して「論」じることなく、あの時代に沈潜しながら、自分史の一部として語ってみる方法を本書は試みた。

目次

  • 序章 ウルトラマンがいた時代
  • 第1章 怪獣前史
  • 第2章 一九七〇年の暗さ
  • 第3章 怪獣使いと少年
  • 第4章 一九七二年
  • 終章 ウルトラマン、再び

「BOOKデータベース」 より

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