「空間」のエリザベス朝演劇 : 劇作家たちの初期近代

書誌事項

「空間」のエリザベス朝演劇 : 劇作家たちの初期近代

川井万里子著

九州大学出版会, 2013.6

タイトル別名

空間のエリザベス朝演劇 : 劇作家たちの初期近代

タイトル読み

クウカン ノ エリザベスチョウ エンゲキ : ゲキサッカ タチ ノ ショキ キンダイ

大学図書館所蔵 件 / 89

注記

主要参考文献: 巻末px-xvii

内容説明・目次

内容説明

劇作家が描いた転換期の英国社会。私室、地域社会、都市、国家そして宇宙、さらには人間の内的世界まで、エリザベス朝演劇の空間認識を代表的作品に読み解く。

目次

  • 第1部 土地・屋敷への執着(ジャンルとしての家庭悲劇;『フェヴァシャムのアーデン』—修道院領地とアーデン;広間の衰退—『優しさで殺された女』における田舎屋敷)
  • 第2部 劇場的都市ロンドン(ベン・ジョンソンとロンドン;ロンドンのオランダ人(1)—トマス・デッカー『靴屋の祭日』;ロンドンのオランダ人(2)—ジョン・マーストン『オランダ人娼婦』)
  • 第3部 王国の運命—シェイクスピア(『リア王』の時代背景;『シンベリン』—「場所」の力学)
  • 第4部 マニエリスム演劇の空間構成(マニエリスムとしての『復讐者の悲劇』;緑陰から地下世界へ—ジョージ・チャップマン『ビュッシイ・ダンボア』;『白悪魔』における遠近法的技巧;ビクトリアスの城—トマス・ミドルトン『チェンジリング』)

「BOOKデータベース」 より

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