風景は記憶の順にできていく
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風景は記憶の順にできていく
(集英社新書, ノンフィクション ; 0697N)
集英社, 2013.7
- タイトル読み
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フウケイ ワ キオク ノ ジュン ニ デキテ イク
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内容説明・目次
内容説明
著者は、自身の原点となった様々な“街”に再会する旅に出る。浦安、銀座、熱海、浅草、四万十川、石垣島の白保、銚子、新宿…。日本各地を巡る旅は、これまでの人生に堆積してきた記憶の断層を掘るかのようで、なつかしい風景に心震わせ、感無量となることもあれば、思いがけず困惑し落胆することもあった。作家の原点となった街やいまだ昭和の空気をまとう町など、現在の風景を入り口に記憶をたどる。
目次
- 浦安—海は遠くに去りもう青べかもなかった
- 新橋・銀座—かわらない風もときおり吹いて
- 武蔵野—雑木林がなくなったなつかしい武蔵野のからっ風
- 熱海—老衰化「熱海」万感の一五〇〇円
- 中野—中野ブロードウェイ成功した換骨奪胎
- 神保町—まだまだ安心
- 浅草—雨の浅草でよかったような
- 四万十川—変わらないチカラ
- 石垣島の白保—珊瑚の海は守られた
- 舟浮—イリオモテ島「舟浮」チンチン少年を探しに
- 銚子—地球はまだまだ丸かった 銚子の灯台、近海キハダマグロ
- 新宿—旅人は心のよりどころに帰ってくる
「BOOKデータベース」 より