書誌事項

出生外傷

オットー・ランク [著] ; 細澤仁, 安立奈歩, 大塚紳一郎共訳

みすず書房, 2013.8

タイトル別名

Das Trauma der Geburt und seine Bedeutung für die Psychoanalyse

出生外傷

タイトル読み

シュッショウ ガイショウ

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注記

原著 (Internationale Psychoanalytische Verlag, Wien, 1924) の翻訳

参照文献: p223-225

内容説明・目次

内容説明

精神分析の歴史において、精神分析から離反していった「逸脱者」として記憶されているランクが、神経症や精神病は「出生時の外傷の再現である」という壮大な試論を描き出そうとしたものである。精神分析の歴史のなかで十分に語られることのなかった試論、そしてランクが「出生外傷」と呼んだ不安の根源は、今日の精神分析に何を投げかけるのか。ランクの主著にして、今日の早期母子関係論の先駆けともいえる重要古典が、いま明らかになる。

目次

  • 第1章 分析的状況
  • 第2章 幼児的不安
  • 第3章 性的充足
  • 第4章 神経症的再現
  • 第5章 象徴的適応
  • 第6章 英雄的補償
  • 第7章 宗教的昇華
  • 第8章 芸術的理想化
  • 第9章 哲学的思索
  • 第10章 精神分析的認識
  • 第11章 治療的作用

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB13305908
  • ISBN
    • 9784622077824
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ger
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    iv, 229, xliip
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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