幸と福の語り部たち
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幸と福の語り部たち
(昔話のプロファイリング / 木村桂子著, 3)
慧文社, 2013.8
- タイトル読み
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コウ ト フク ノ カタリベ タチ
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内容説明・目次
内容説明
「幸福」とはどんなこと?そのイメージさえ、現代人は忘れかけていませんか?昔話の語り部たちは、“幸”と“福”という、二つの異なる「しあわせ」のモデルを証言しています。敢然と人生に挑戦した先人達の語る、幸福を見出す人生智!「昔話=古き良き時代の素朴な作り話」という先入観を覆す鋭く斬新な洞察で、幾重もの比喩の奥に秘められた昔話の現代的メッセージを読み解く!
目次
- 「幸」の章—自分の力や才覚を証明する幸福への七つの挑戦(自立—おんばの皮‐青森県三戸郡の昔話「蛇聟入」の語り部の証言;出会い—縁は恐ろしいもの‐福島県南会津郡の昔話「聴耳」の語り部の証言;家庭—便利な妻‐広島県安芸郡の昔話「飯くわぬ女」の語り部の証言;富—鉢を冠にした女‐徳島県三好郡の昔話「鉢かつぎ」の語り部の証言 ほか)
- 「福」の章—無意識の領域から現れる幸福への七つの挑戦(生活習慣—豆の代よこせ!‐岩手県上閉伊郡の昔話「地蔵浄土」の語り部の証言;ゆとり—はなたれ小僧‐新潟県見附市の昔話「竜宮童子」の語り部の証言;嘘—煙草の脂と柿の渋‐高知県高岡郡の昔話「たのきゅー」の語り部の証言;恐怖—猫が化ける‐長野県下伊那郡の昔話「猫と釜蓋」の語り部の証言 ほか)
「BOOKデータベース」 より