出星前夜
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書誌事項
出星前夜
(小学館文庫, [い25-6])
小学館, 2013.2
- タイトル読み
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シュッセイ ゼンヤ
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注記
2008年8月刊の文庫化
解説(星野博美): p708-714
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
寛永十四年、突如として島原を襲った傷寒禍(伝染病)が一帯の小児らの命を次々に奪い始めた。有家村の庄屋・鬼塚甚右衛門は旧知の医師・外崎恵舟を長崎から呼ぶが、代官所はあろうことかこの医師を追放。これに抗議して少年ら数十名が村外れの教会堂跡に集結した。折しも代官所で火事が発生し、代官所はこれを彼らの仕業と決めつけ討伐に向かうが、逆に少年らの銃撃に遭って九人が死亡、四人が重傷を負う。松倉家入封以来二十年、無抵抗をつらぬいてきた旧キリシタンの土地で起こった、それは初めての武装蜂起だった…。第35回大佛次郎賞受賞の歴史超大作。
「BOOKデータベース」 より