薬と文学 : 病める感受性のゆくえ
著者
書誌事項
薬と文学 : 病める感受性のゆくえ
社会評論社, 2013.10
- タイトル読み
-
クスリ ト ブンガク : ヤメル カンジュセイ ノ ユクエ
大学図書館所蔵 件 / 全105件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
あの文学作品の魅力に「薬」という意外な側面から迫る!感受性に様々な影を落とす「薬」の問題を取り上げて分析する。
目次
- 有吉佐和子『華岡青洲の妻』—先駆的な麻酔薬を試した女たち
- 泉鏡花『外科室』—麻酔剤を拒否した伯爵夫人
- ブルガーコフ『モルヒネ』(町田清朗訳)—渇仰と至福の万華鏡 医師のモルヒネ体験告白
- 太宰治『HUMAN LOST』—パビナール中毒作家の苦悩
- 川口松太郎『媚薬』—黒い丸薬の誘惑 宮内庁侍従の場合
- 松本清張『点と線』—青酸カリは汚職・心中とよく似合う
- 川端康成『眠れる美女』—老いのエロスと睡眠薬
- 村上龍『超伝導ナイトクラブ』—テクノロジーの果ての代謝物質
- 中島たい子『漢方小説』—都会の孤独と揺らぐ心
- リリー・フランキー『東京タワー』—そのとき、オカンは抗がん剤治療を拒んだ
- 奥田英朗『オーナー』—パニック障害への処方箋
- 林宏司脚本『感染爆発』(NHKドラマ)—パンデミックをもたらすウイルスの恐怖
「BOOKデータベース」 より