薬と文学 : 病める感受性のゆくえ

書誌事項

薬と文学 : 病める感受性のゆくえ

千葉正昭著

社会評論社, 2013.10

タイトル読み

クスリ ト ブンガク : ヤメル カンジュセイ ノ ユクエ

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内容説明・目次

内容説明

あの文学作品の魅力に「薬」という意外な側面から迫る!感受性に様々な影を落とす「薬」の問題を取り上げて分析する。

目次

  • 有吉佐和子『華岡青洲の妻』—先駆的な麻酔薬を試した女たち
  • 泉鏡花『外科室』—麻酔剤を拒否した伯爵夫人
  • ブルガーコフ『モルヒネ』(町田清朗訳)—渇仰と至福の万華鏡 医師のモルヒネ体験告白
  • 太宰治『HUMAN LOST』—パビナール中毒作家の苦悩
  • 川口松太郎『媚薬』—黒い丸薬の誘惑 宮内庁侍従の場合
  • 松本清張『点と線』—青酸カリは汚職・心中とよく似合う
  • 川端康成『眠れる美女』—老いのエロスと睡眠薬
  • 村上龍『超伝導ナイトクラブ』—テクノロジーの果ての代謝物質
  • 中島たい子『漢方小説』—都会の孤独と揺らぐ心
  • リリー・フランキー『東京タワー』—そのとき、オカンは抗がん剤治療を拒んだ
  • 奥田英朗『オーナー』—パニック障害への処方箋
  • 林宏司脚本『感染爆発』(NHKドラマ)—パンデミックをもたらすウイルスの恐怖

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB13806696
  • ISBN
    • 9784784519095
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    261p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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