モンゴル覇権下の高麗 : 帝国秩序と王国の対応
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モンゴル覇権下の高麗 : 帝国秩序と王国の対応
名古屋大学出版会, 2013.11
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モンゴル覇権下の高麗
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モンゴル ハケンカ ノ コウライ : テイコク チツジョ ト オウコク ノ タイオウ
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Note
学位請求論文『高麗・元関係の基本構造 : モンゴル帝国の覇権と高麗王家』(東京大学, 2010年)を原型としたもの
引用・参照文献: p487-505
Description and Table of Contents
Description
発展著しいモンゴル帝国史研究の成果をふまえ、高麗王朝の元との宗属関係の実態をかつてない水準で描き出す。「元寇」の性格を規定した元‐高麗関係の基本構造の解明により、またモンゴル帝国の周辺支配の最も緻密な実証例の提示によって、日本史、世界史にも新たな領域を開く画期的労作。
Table of Contents
- 高麗・元関係史研究の意義と課題
- 1 モンゴル支配層のなかの高麗王家(〓(ふ)馬高麗国王の誕生;高麗王位下とその権益;高麗王家とモンゴル皇族の通婚関係に関する覚書;元朝ケシク制度と高麗王家)
- 2 相互連絡のインターフェースと高麗・元関係(高麗王とモンゴル官府・官人の往復文書;大元ウルスと高麗仏教;高麗における元の站赤;『賓王録』にみる至元一〇年の遣元高麗使)
- 3 帝国における王国の存立(事元期高麗における在来王朝体制の保全問題;元における高麗の機能的位置)
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