書誌事項

座談の思想

鶴見太郎著

(新潮選書)

新潮社, 2013.11

タイトル読み

ザダン ノ シソウ

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注記

参考文献: p313-319

内容説明・目次

内容説明

話し言葉の豊かさ、情緒、曖昧さをもって、座談はときに著作よりも雄弁にその人の思想の本質をあらわす。座談の場で、相手の発言に誘発され生じる着想や反発、沈黙—その一瞬の動きに、文章にはあらわれない思想の幅や誠実さが浮かび上がる。膨大な対話の記録を掘り起こし、近代日本思想史を捉え直す画期的評論。

目次

  • 第1部 座談と日本近代(座談という思想空間;座談的世界の広がり—『三酔人経綸問答』から)
  • 第2部 企画者の光と影—菊池寛(良い座談会にむけて;軌道に乗る座談会;劣悪な環境の中で)
  • 第3部 彼等の座談(優れた座談のかたち—桑原武夫の力量;対峙する場—柳田国男と石田英一郎;感情と内省—中野重治の誠実;良い話相手とは誰か—丸山眞男に対坐する;寡黙さの中に—竹内好の表情)

「BOOKデータベース」 より

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