ユダヤ教キリスト教イスラーム : 一神教の連環を解く

書誌事項

ユダヤ教キリスト教イスラーム : 一神教の連環を解く

菊地章太著

(ちくま新書, 1048)

筑摩書房, 2013.12

タイトル読み

ユダヤキョウ キリストキョウ イスラーム : イッシンキョウ ノ レンカン オ トク

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内容説明・目次

内容説明

ユダヤ教もキリスト教もイスラームも「たったひとりの神」を持つ宗教である。もとをたどれば同じひとりの神だった。それが「それぞれの神」になったとき、地球の表面が変わった。宗教史のうえでは突発的・変則的であった一神教が、なぜ諸宗教をしのぐまでに発展し、世界の底流となりえたのか—。出発点であるユダヤ教と、そこから枝分かれしたキリスト教とイスラームを視野に入れ、より大きな広がりのなかで一神教の特質を把握する。「聖戦」「不寛容」「平等」「福祉」「契約」などの題材にふれながら、歴史に決定的な影響を与えた三宗教の連環を解き、一神教の光と闇にせまる比較宗教学の入門書。

目次

  • 第1章 聖戦がはじまる—根絶やしという宗教行為
  • 第2章 福祉がはじまる—預言者はみなし子だった
  • 第3章 続福祉がはじまる—夜明け前のモスクで
  • 第4章 続々福祉がはじまる—苦しみをいたむ心
  • 第5章 平等がはじまる—キンシャサの奇跡へ
  • 第6章 寛容がはじまる—はるかなるアンダルス
  • 第7章 不寛容がはじまる—離散の民の心の空洞

「BOOKデータベース」 より

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