村上春樹いじり : あなたはまだ春樹の楽しみ方を知らない
著者
書誌事項
村上春樹いじり : あなたはまだ春樹の楽しみ方を知らない
三五館, 2013.12
- タイトル読み
-
ムラカミ ハルキ イジリ : アナタ ワ マダ ハルキ ノ タノシミカタ オ シラナイ
大学図書館所蔵 件 / 全27件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
こんな読み方、できるんだ!?誰も言わなかった村上春樹論。『—多崎つくる—』を論じamazon史上最多の共感を呼んだ著者による長編13作レビュー。
目次
- 風の歌を聴け—感情移入できない小説。その原因をつかさどる「春樹的クール」とは?
- 1973年のピンボール—「どんどんさわってくる」春樹エッセンスの凝縮作
- 羊をめぐる冒険—不快の域に達するコーヒー押し、および「知らんがな問題」
- 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド—「春樹らしさ」の喪失と、「春樹らしさ」への郷愁
- ノルウェイの森—「ワタナベと直子の悲劇」を解決するたったひとつの冴えたやり方
- ダンス・ダンス・ダンス—あなたは、主人公と五反田君とのクールセッションを直視できるか?
- 国境の南、太陽の西—ドロドロ不倫を招く、サオ主体な主人公のナルシストな生き様に困惑する
- ねじまき鳥クロニクル—伏線を回収しない春樹によってもたらされた地味〜な冒険譚
- スプートニクの恋人—異色の失恋物における「春樹流振られスタイル」への戸惑い
- 海辺のカフカ—愛すべき萌えじいさんナカタとヤンキー星野くんという、春樹文学の革命
- アフターダーク—春樹文学史上、最もリアクションしづらい小説
- 1Q84—オシャンティーじゃないものに冷たすぎる春樹による「絶望の書」
- 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年—イカ臭いサラリーマンの妄想小説
「BOOKデータベース」 より