日本の社会主義 : 原爆反対・原発推進の論理

書誌事項

日本の社会主義 : 原爆反対・原発推進の論理

加藤哲郎著

(岩波現代全書, 018)

岩波書店, 2013.12

タイトル別名

日本の社会主義 : 原爆反対原発推進の論理

タイトル読み

ニホン ノ シャカイ シュギ : ゲンバク ハンタイ ゲンパツ スイシン ノ ロンリ

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注記

参考文献: p271-278

内容説明・目次

内容説明

日本の社会主義は、資本主義・帝国主義に対する最大の抵抗勢力、平和を求める思想・運動であったと同時に、原子力にあこがれ裏切られる歩みでもあった。その軌跡を、知識人言説やSF小説など戦前から現在までの様々な資料からたどり、「社会主義・共産主義の神話」と「原子力の平和利用神話」とが日本でなぜ結びついたのかを抉り出す。

目次

  • 序章 現代日本における「非核・平和」
  • 第1章 日本の社会主義—「非戦・平和」からの出発
  • 第2章 ロシア革命、関東大震災と社会主義
  • 第3章 近代化のための社会主義・共産主義・原子力
  • 第4章 占領下日本の原爆・原子力
  • 第5章 原子力にあこがれた社会主義—武谷三男の場合
  • 第6章 「アトムズ・フォー・ピース」の日本的受容
  • 第7章 平野義太郎と日本共産党の「平和利用」論
  • 第8章 日本社会党と有澤廣巳の「原子力と社会主義」
  • 終章 社会主義の崩壊と脱原発運動

「BOOKデータベース」 より

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