書誌事項

秘伝!NHK時代考証資料

大森洋平著

(文春文庫, [お-64-1] . 考証要集 / 大森洋平著||コウショウ ヨウシュウ ; [1])

文藝春秋, 2013.12

タイトル読み

ヒデン!NHK ジダイ コウショウ シリョウ

大学図書館所蔵 件 / 58

注記

NHK職員向け資料を底本にしたもの

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

織田信長がいくら南蛮かぶれでも、望遠鏡を使わせたらドラマは台無し。「花街」を「はなまち」と読ませたり、江戸っ子に鍋料理を食わせようものなら、番組の信用は大失墜。斯様に時代考証は難しい。テレビ制作現場のエピソードをひきながら、史実の勘違い、思い込み、単なる誤解を一刀両断。目からウロコの歴史ネタが満載です。

目次

  • 「〜であります」は陸軍の語法。海軍で、うっかり使うとしかられる。
  • 「死に様」はあっても「生き様」はない。お金を積まれても使いたくない言葉。
  • 「右舷・左舷」は「うげん・さげん」だが、日本海軍・海上自衛隊ではそう読まない。
  • 「遠島二十年申し渡す!」は大間違い。遠島は終身刑。まず帰ってこられない。
  • 「大阪と大坂」「おおさかとおおざか」ちょっとした違いが悩みのタネ。
  • 花柳界とか「かがい」とか言いましたけれど、「はなまち」とは絶対に言いませんでした。
  • 平安時代の人々は「キス」をしたのか?『往生要集』には、こんな言葉が…。
  • 昔から「グニャグニャ」になる輩はいた。惚れたが弱身の恋の癖、ついぐにゃぐにゃに…。「檄を飛ばす」に叱咤激励の意味はない。ゆめゆめ間違えてはいけない
  • 「腰元」は、本来武家にはない言葉。時代劇の台詞にしてはあぶない。〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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