国際原子力ムラ : その形成の歴史と実態

書誌事項

国際原子力ムラ : その形成の歴史と実態

日本科学者会議編

合同出版, 2014.1

タイトル別名

国際原子力ムラ : その形成の歴史と実態

タイトル読み

コクサイ ゲンシリョクムラ : ソノ ケイセイ ノ レキシ ト ジッタイ

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注記

放射線被ばくに関する年表 / 中須賀徳行: p131-132

引用文献あり

内容説明・目次

内容説明

なぜ、これほど原子力に拘るのか?!その解は、政・官・財・学者の共同体—国際原子力ムラの形成の歴史と実態分析から明らかになる。

目次

  • 第1章 アメリカの核開発と放射線人体影響研究—マンハッタン計画・アメリカ原子力委員会・ABCC(残留放射線を否定したアメリカ政府;ABCCの発足 ほか)
  • 第2章 国際原子力ムラ—その成立の歴史と放射線防護の実態(放射線を取り扱う者は病に冒され、放射線防護組織をつくる;危機の教訓とその限界—希望というイデオロギーと歴史の重み ほか)
  • 第3章 チェルノブイリの犯罪—フクシマにとっての一つのモデル(チェルノブイリでの犯罪的行為;バンダジェフスキー教授の医学的研究 ほか)
  • 第4章 チェルノブイリの健康被害—ニューヨーク科学アカデミーが核関連組織のえせ科学に対する解毒剤を出版(はじめての解毒剤ではないが、社会的に高く「評価される」解毒剤;原子力は民主主義と独立系科学とは相容れない ほか)
  • 第5章 がんリスクは10ミリシーベルトでも有意に増加(チェルノブイリ—原爆被ばく者データよりもはるかにがん死リスクが大きい;チェルノブイリ事故後のがんの発生率は、原爆データの数倍だった—Malko博士の研究 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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