戦乱の中の情報伝達 : 使者がつなぐ中世京都と在地

書誌事項

戦乱の中の情報伝達 : 使者がつなぐ中世京都と在地

酒井紀美著

(歴史文化ライブラリー, 372)

吉川弘文館, 2014.2

タイトル読み

センラン ノ ナカ ノ ジョウホウ デンタツ : シシャ ガ ツナグ チュウセイ キョウト ト ザイチ

大学図書館所蔵 件 / 210

注記

参考文献: p230-232

内容説明・目次

内容説明

応仁の乱前夜、備中国新見庄と東寺の間では頻繁に文書が行き交い、情報交換が行われた。その担い手である使者たちの活動を追いつつ、在地の人びとの思想と行動を分析。鄙と京をつなぐコミュニケーションの実態に迫る。

目次

  • 新見庄の現地案内(二人の上使、新見庄へ;奇妙な形の花押;年貢高と古帳;最初に下っていった了蔵;ぶつかりあう徳政)
  • 東寺による直務支配(強気な祐清、弱気な祐清;田所職をめぐる騒動;一代は末代;京上夫を立てる名;惣御百姓中と豊岡三郎の対立)
  • 殺害された代官祐清(祐清殺害と自検断;地頭方政所屋差図;勢遣、野陣、弔い;敵打と上意;地頭方政所屋の再建問題)
  • 応仁の乱から乱世へ(ジグソーパズルのピース;いなかは徳政で大騒動;連鎖していく物〓(そう);国の境目は、東西両軍の最前線;日本国、乱世の時分;戦乱の中を生きぬく—エピローグ)

「BOOKデータベース」 より

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