越境者の世界史 : 奴隷・移住者・混血者

書誌事項

越境者の世界史 : 奴隷・移住者・混血者

弘末雅士編

春風社, 2013.12

タイトル別名

越境者の世界史 : 奴隷移住者混血者

タイトル読み

エッキョウシャ ノ セカイシ : ドレイ イジュウシャ コンケツシャ

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注記

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

古代の地中海世界から20世紀のインドネシアにいたるまで、異なる世界や社会の交流を仲介してきた人々の役割を検討し、国民国家を越える広域ネットワークの形成と変容をたどる。

目次

  • 第1部 前近代における隷属の多様性・流動性と近代におけるその変容(古代地中海世界における奴隷;イスラーム世界における奴隷;ポルトガル海洋帝国における奴隷;奴隷解放と人種主義のグローバル・ヒストリー—「奴隷国家」から「移民国家」へのアメリカ合衆国の変容;近代東アジアにおける「奴隷」概念)
  • 第2部 広域秩序と地域秩序の仲介者(「宗藩の海」と被虜人;文禄・慶長役の後に朝鮮被虜人と刷還使が将来した西洋情報;「四つの口」の女と男—近世日本の国際関係における異民族間の異性関係の諸相;近世イングランドの都市コミュニティと移民—ノリッジのオランダ人とワロン人)
  • 第3部 両義的存在を否定した近代と新たな仲介者(19世紀のカンボジアにおけるマレー人観の変容;トリエステにおける民族分化—超民族都市から民族対立の舞台へ;民族/国民への帰属、階級への帰属—シカゴの「スウェーディッシュ教育同盟」(1915‐1956)の歴史から;20世紀前半期のインドネシアにおける現地人妻妾をめぐるイメージと男女関係)

「BOOKデータベース」 より

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