書誌事項

写しの力 : 創造と継承のマトリクス

島尾新, 彬子女王, 亀田和子編

思文閣出版, 2013.12

タイトル別名

「写し」の力 : 創造と継承のマトリクス

The power of Utsushi : a matrix of creation and continuity

タイトル読み

ウツシ ノ チカラ : ソウゾウ ト ケイショウ ノ マトリクス

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注記

英文タイトルは巻末pi (英文目次)による

2010年秋、ハワイ大学で行われた国際シンポジウム『Utsushi : the art of copying』において発表された9本の論文に、ポール・ベリー論文を加え、さらに加筆・編纂したもの

収録内容

  • 日本文人画における間画像性と写し / ポール・ベリー [執筆]
  • 文人理念と「写し」のジレンマ : 中林竹洞筆「蘭亭図巻」を例として / 亀田和子 [執筆]
  • 近代陶磁と特許制度 : 清風與平家から見た「写し」をめぐる京焼の十九世紀 / 前崎信也 [執筆]
  • 図像と写し : 「伊勢物語絵」と俵谷宗達 / ジョシュア・モストウ [執筆]
  • 騎虎鍾馗の図像の伝承と変容 / 永田真紀 [執筆]
  • 室町水墨画における「写し」 : 図様と表現の観点から / 畑靖紀 [執筆]
  • 富士三保松原図の図様伝播 : 狩野派を中心に / 山下善也 [執筆]
  • 海を渡った法隆寺壁画 : 西洋における「うつし」の役割 / 彬子女王 [執筆]
  • 写しの文化における舞台表現の伝承 / 松葉涼子 [執筆]
  • 写しの文化 : 「オリジナル主義」再考 / 島尾新 [執筆]

内容説明・目次

目次

  • 第1部 中国への憧れを写す(日本文人画における間画像性と写し;文人理念と「写し」のジレンマ—中林竹洞筆『蘭亭図巻』を例として;近代陶磁と特許制度—清風與平家から見た「写し」をめぐる京焼の十九世紀)
  • 第2部 図像の伝承としての「写し」(図像と写し—「伊勢物語絵」と俵屋宗達;騎虎鍾馗の図像の伝承と変容;室町水墨画における「写し」—図様と表現の観点から;富士三保松原図の図様伝搬—狩野派を中心に)
  • 第3部 「写し」の意味と役割(海を渡った法隆寺壁画—西洋における「うつし」の役割;写しの文化における舞台表現の伝承;写しの文化—「オリジナル主義」再考)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB14657263
  • ISBN
    • 9784784217113
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    266, iip, 図版 [4] p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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