監視デフォルト社会 : 映画テクストで考える

書誌事項

監視デフォルト社会 : 映画テクストで考える

阿部潔著

青弓社, 2014.1

タイトル読み

カンシ デフォルト シャカイ : エイガ テクスト デ カンガエル

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内容説明・目次

内容説明

現代社会の監視とは、見張り/見張られ、見守り、相互に見合うことである—6本の映画作品に現れる「監視」のありようを詳細に読み解きながら、「犯罪なき社会への欲望」「個人情報のゆくえ」「まなざしの快楽」といった論点を析出する。そして、監視が日常に織り込まれ、デフォルトとして設定されている社会の本質をえぐり出し、そこに潜む「おぞましさ」を浮き彫りにする。

目次

  • 1 『未来世紀ブラジル』—「死体の不在」という謎
  • 2 『ガタカ』—「人間の尊厳」の条件
  • 3 『マイノリティ・リポート』—「神のごときシステム」の陥穽
  • 4 『善き人のためのソナタ』—「あまりに人間的な」転向
  • 5 『バーン・アフター・リーディング』—「陰謀」の遍在と不在
  • 6 『LOOK』—「プライバシー」の現在

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB14794005
  • ISBN
    • 9784787233684
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    209p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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