大衆社会の処方箋 : 実学としての社会哲学
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大衆社会の処方箋 : 実学としての社会哲学
(叢書新文明学, 1)
北樹出版, 2014.1
- タイトル読み
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タイシュウ シャカイ ノ ショホウセン : ジツガク トシテノ シャカイ テツガク
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注記
引用・参考文献: p336-344
内容説明・目次
内容説明
我々のこの近代文明は、「大衆化」という重篤な病に冒されている。本書は、そんな「大衆化」という病の構造を、実証的な社会哲学を用いて明らかにせんとする。その上で、いかにしてその重篤な病と付き合い続けながら生きていくべきなのかを思索、探索した結果をとりまとめたものである。
目次
- 現代文明社会の問題と危機
- 第1部 大衆に対峙する哲学(実学としての社会哲学;「大衆の反逆」の哲学;大衆尺度)
- 第2部 大衆の反逆—現代日本の検証(「科学的検証」とは何か;社会を裏切る「大衆」;議論できない「大衆」;政府に対する「大衆の反逆」)
- 第3部 大衆の起源—ヘーゲル、ニーチェ、ハイデガーの哲学(人間疎外による大衆化;運命から目を背ける「大衆」;非本来的な時間を生きる「大衆」)
- 第4部 大衆社会の処方箋(大衆社会の中で「社会的秩序」の形成を図る;「大衆性低減」のための三つの基本方略;「運命焦点化」を通した脱大衆化)
「BOOKデータベース」 より