戦後沖縄の生殖をめぐるポリティクス : 米軍統治下の出生力転換と女たちの交渉
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戦後沖縄の生殖をめぐるポリティクス : 米軍統治下の出生力転換と女たちの交渉
大月書店, 2014.2
- タイトル別名
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戦後沖縄の生殖をめぐるポリティクス : 米軍統治下の出生力転換と女たちの交渉
- タイトル読み
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センゴ オキナワ ノ セイショク オ メグル ポリティクス : ベイグン トウチカ ノ シュッショウリョク テンカン ト オンナタチ ノ コウショウ
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注記
博士論文『戦後沖縄の出生力転換と女性たちの交渉-米軍統治と生殖をめぐるジェンダー・ポリティクス』 (津田塾大学, 2012年) を加筆・修正し刊行したもの
引用・参考文献: p343-371
内容説明・目次
内容説明
“子産み・子育ての「楽園」、沖縄”という幻想を打ち破る。戦争の傷跡と、強固な父系継承主義、そして米軍統治のもとに生きた沖縄の女性たち。「日本」とは異なる生殖の戦後史を描きだす。
目次
- 第1部 沖縄の出生力転換を理解する理論と方法(沖縄の出生力転換を捉える理論的枠組み—ジェンダーの視点から出生力を歴史化する;沖縄の出生力転換をジェンダーの視点から調査する—出生力の歴史化と女性の生殖経験の中心化)
- 第2部 米軍統治と沖縄の生殖をめぐるポリティクス(戦後沖縄の出生力転換と女性をとりまく社会構造;人口と中絶ポリティクス—一九五〇年代沖縄の「人口問題」と優生保護法をめぐる攻防;冷戦と沖縄の家族計画—一九六〇年代沖縄の生殖をめぐるポリティクス;ヤミ中絶から避妊へ—家族計画普及活動と出生抑制手段の転換)
- 第3部 女たちの人生と生殖をめぐる家父長制的交渉(教育と就労のライフコース—その多様性/蛇行性と女性の意志;結婚の経験と動機—晩婚化と恋愛結婚の主流化;子どもを産むこと/もう産まないということ—生殖をめぐる女性の交渉と経験;ジェンダー化された育児の場—女性の「連帯」と男性の「主体的無関心」)
「BOOKデータベース」 より