アフリカ音楽学の挑戦 : 伝統と変容の音楽民族誌

書誌事項

アフリカ音楽学の挑戦 : 伝統と変容の音楽民族誌

塚田健一著

世界思想社, 2014.2

タイトル読み

アフリカ オンガクガク ノ チョウセン : デントウ ト ヘンヨウ ノ オンガク ミンゾクシ

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注記

引用文献: p373-394

内容説明・目次

内容説明

南部アフリカのサバンナの民ルヴァレと、西アフリカの熱帯雨林の民ファンティ。著者は双方の社会で人びとと暮らしをともにし、最新の理論研究をふまえて詳細な音楽民族誌を提示する。二つの文化にまったく異なるアプローチ—構造分析的アプローチと社会史的アプローチ—を適用し、音楽研究の方法論的な刷新を促す第一人者からの挑戦。

目次

  • アフリカ音楽といかに向き合うか
  • 序論 アフリカ音楽学の基礎(アフリカ音楽総覧;アフリカ音楽学の展開)
  • 第1部 システムとしての「音の文化」—ルヴァレ社会の音楽民族誌(ルヴァレ社会の民族誌的背景;ムカンダの音楽民族誌;分類基準としてのリズム;和声的多様性の原理;太鼓音節とオノマトペ)
  • 第2部 政治権力と伝統の変容—ファンティ社会の音楽民族誌(ファンティ社会の民族誌的背景;社会を映す軍楽と宮廷音楽;文化政策の衝撃;伝統的「著作権」意識の変容;宮廷音楽ハイライフ様式の成立)
  • 「音楽学」のアイデンティティに向けて

「BOOKデータベース」 より

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