徒然草
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徒然草
(セミナーブックス・セレクション, . 古典講読||コテン コウドク)
岩波書店, 2014.2
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ツレズレグサ
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注記
1992年刊の再刊
内容説明・目次
内容説明
この世に生きる人びとの心の内を、徹底した観察眼によって鋭く造形した中世文学の白眉『徒然草』。その作者である兼好とは、どのような人物であったのか。出家前のエピソードもふまえつつ、本文の精緻な読解から、その人間観、女性観、信仰心、美意識などに迫る。作者の人物像を通して、より深く作品世界へと踏み込む。
目次
- 第1講(鬼女の噂—物見高い兼好;院の御桟敷—中世京都の都市空間;賀茂の競馬;兼好の生没と出家の年)
- 第2講(兼好と堀河家;兼好の関東体験;兼好は東男か;悲田院の堯蓮上人—兼好の吾妻人に対する意識)
- 第3講(兼好ごのみの女性;飲酒論;感覚的なものから内面的なものへ;心の観察と現実に対する認識;日本的なものへの親和)
「BOOKデータベース」 より