亜寒帯植民地樺太の移民社会形成 : 周縁的ナショナル・アイデンティティと植民地イデオロギー

書誌事項

亜寒帯植民地樺太の移民社会形成 : 周縁的ナショナル・アイデンティティと植民地イデオロギー

中山大将著

(プリミエ・コレクション, 46)

京都大学学術出版会, 2014.3

タイトル別名

亜寒帯植民地樺太の移民社会形成 : 周縁的ナショナルアイデンティティと植民地イデオロギー

タイトル読み

アカンタイ ショクミンチ カラフト ノ イミン シャカイ ケイセイ : シュウエンテキ ナショナル・アイデンティティ ト ショクミンチ イデオロギー

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注記

引用文献: p[261]-275

内容説明・目次

内容説明

帝国日本唯一の亜寒帯植民地「樺太」。米食をアイデンティティとした日本で、米が出来ない土地。この地に移住した人々は、自らを「日本」として「日本人」としてどう位置付けようとしたのか。拓殖の現場としての移民社会、拓殖を指導した研究機関、そして植民地官僚の言説の詳細な分析を通して、拓殖の実態とその特殊なアイデンティティに農業社会史の観点から迫る。

目次

  • 第1章 亜寒帯植民地樺太
  • 第2章 樺太農業への眼差し
  • 第3章 樺太の農業拓殖と村落形成の実像
  • 第4章 視覚化する拓殖イデオロギー
  • 第5章 形成される周縁的ナショナル・アイデンティティ
  • 第6章 東亜北方開発展覧会の亜寒帯主義と北進主義
  • 第7章 樺太米食撤廃論
  • 第8章 亜寒帯植民地樺太における周縁的ナショナル・アイデンティティの軌跡

「BOOKデータベース」 より

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