死の都の風景 : 記憶と心象の省察

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書誌事項

死の都の風景 : 記憶と心象の省察

オトー・ドフ・クルカ著 ; 壁谷さくら訳

白水社, 2014.5

タイトル別名

Landscapes of the metropolis of death : reflections on memory and imagination

死の都の風景 : 記憶と心象の省察

タイトル読み

シ ノ ミヤコ ノ フウケイ : キオク ト シンショウ ノ ショウサツ

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注記

ヘブライ語の原文の英訳版 (Penguin Books) からの重訳

内容説明・目次

内容説明

アウシュヴィッツでの子供時代。収容所の記憶、母親の消息、奇怪な夢、神の存在など、「説明のつかない廃墟の風景」(カフカ)を、テープ録音起こしと日記で綴る。ユダヤ現代史家による異色の省察。図版多数収録。

目次

  • 終わりでもある始まり
  • テレージエンシュタットからアウシュヴィッツへ
  • 「家族収容区」の最終撤去
  • 一九四四年秋、アウシュヴィッツ—亡霊の都
  • 記憶の光景をめぐる所見と当惑
  • ガス室の前で残された三つの詩
  • 死の都の衛星都市への旅
  • 私だけの神話の風景—閉ざされた慈悲の門
  • 渡れない川と「掟の門」
  • 歴史と記憶の追及
  • 夢 プラハのユダヤ人地区と大いなる死—二〇〇三年七月二十八日の日記より
  • 時の中で凍りついた医師メンゲレ—二〇〇一年一月二十二日の日記より
  • 神の嘆き—二〇〇二年八月十七日と二〇〇二年十一月十五日の日記より
  • 補遺 絶滅収容所のゲットー—ホロコースト時代のユダヤ社会とその限界

「BOOKデータベース」 より

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