書誌事項

昭和天皇「よもの海」の謎

平山周吉著

(新潮選書)

新潮社, 2014.4

タイトル別名

昭和天皇よもの海の謎

タイトル読み

ショウワ テンノウ「ヨモ ノ ウミ」ノ ナゾ

大学図書館所蔵 件 / 99

注記

主要参考文献: p290-294

内容説明・目次

内容説明

「よもの海みなはらからと…」、祖父・明治天皇の大御心が表現された和歌を、昭和天皇は御前会議の場で読みあげた。東条英機は「陛下の御心は平和にあり」と了解した。それなのに、日米開戦への道は止まらなかった—。昭和16年秋の苦い記憶が、昭和50年秋の昭和天皇に蘇る。戦争責任を問われて、「文学方面はあまり研究していない」と答えた理由とは?昭和史の書き換えを迫る、天皇の和歌に秘められた、相反する二つの顔。

目次

  • 第1部 「よもの海」—平和愛好から開戦容認へ(「平和」がもっとも近づいた日—昭和十六年九月六日;御製は大御心である;「よもの海」の波紋はいつ鎮まったか;「不徹底」に気づいた高松宮と山本五十六)
  • 第2部 「よもの海」の戦後(「平和愛好」へのリセット;映画『明治天皇と日露大戦争』の「よもの海」;明治百年の『明治天皇紀』公刊;アメリカで蘇える「よもの海」の記憶 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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