暴力の日本史
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書誌事項
暴力の日本史
(ちくま文庫, [な-47-1])
筑摩書房, 2014.5
- タイトル読み
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ボウリョク ノ ニホンシ
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注記
1970年4月、光文社より刊行されたもの
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
古代から近世まで、上からの暴力は常に残忍酷薄な様相をもって、人々を苦しめてきた。それに対する庶民の暴力はいかに興り、そしていかに敗れてきたか。鮮やかに描く。
目次
- 第1章 古代—無暴力の時代(もの言わぬ庶民たち—偽籍・逃亡・浮浪;集団的意志表示のきざし—愁訴)
- 第2章 中世—爆発する庶民の暴力(組織的暴力の発生—正長の一揆・嘉吉の一揆;はじめて権力を握った庶民—山城国一揆;暴力をささえた宗教—一向一揆)
- 第3章 近世前期—強大な支配者への反抗(中世的エネルギーの総決算—島原の乱;農民英雄の時代—代表越訴;領主に向けられたほこ先—惣百姓一揆)
- 第4章 近世後期—徳川幕府との対決(散発から連合へ—幕藩惣百姓一揆;公鮮たる武力闘争—三上騒動・武蔵大打ちこわし;利用された庶民のエネルギー—「ええじゃないか踊り」)
「BOOKデータベース」 より