神と黄金 : イギリス、アメリカはなぜ近現代世界を支配できたのか
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書誌事項
神と黄金 : イギリス、アメリカはなぜ近現代世界を支配できたのか
青灯社, 2014.4-2014.5
- 上
- 下
- タイトル別名
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God and gold : Britain, America, and the making of the modern world
神と黄金 : イギリスアメリカはなぜ近現代世界を支配できたのか
- タイトル読み
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カミ ト オウゴン : イギリス、アメリカ ワ ナゼ キンゲンダイ セカイ オ シハイ デキタノカ
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上319.3||Mea||10010063650,
上319.3/Mea/10010063650, 下319.3||Mea||20010063651, 下319.3/Mea/20010063651 -
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注記
訳者の参考・引用文献一覧: 下 p348-363
原著(Alfred A. Knopf, 2007)の全訳
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784862280701
内容説明
十七世紀以降、英米は、一度も負け組に回ったことがない。どうしてそんなに強いのか?本書がその問いに答えている。秘密は、二つのG、神と黄金の特殊な接合にある、と。つまり、資本主義と結託した特異なキリスト教こそが鍵だ、と。
目次
- アングロ‐アメリカ勢力と世界をめぐる「六つの問い」
- 第1部 海象と大工(神はわれらの側にあり—クロムウェルからブッシュ・ジュニアに至る内部の敵との戦い;価値観を共有するアングロ‐サクソン人—ルイス・キャロル「海象と大工」とデフォー「生粋のイングランド人」;彼らはわれらをいかに憎みしか—英語国民とワスプ嫌いの人びとを隔てる壁)
- 第2部 すべての国より畏怖と羨望の的となりし(海洋国家システムのヴァージョン・アップ—オランダからイギリスを経てアメリカへ;フランス、この厄介な国—イギリスの海洋国家システムに挑戦するナポレオン;世界は彼らの牡蛎であった—英語文化圏としてのイギリス帝国の拡大;力の源泉—英語圏における公信用と私的信用の制度的基盤・イングランド銀行;イートン校の運動場—消費革命、交通革命、情報革命、大衆文化、スポーツの発展;ゴルディロックスと西洋—資本主義という荒馬を御す英語国民の国)
- 第3部 アングロ‐サクソンの態度(ワスプと蜜蜂—「開かれた社会」と「閉ざされた社会」、「動的宗教」と「静的宗教」;ブレイの牧師—宗教への固執と懐疑主義との共存;教義対教義—カトリックとプロテスタントと啓蒙思想のせめぎ合い)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784862280718
内容説明
米国最高の知性が、アングロ‐アメリカ人の世界制覇の要因や今後を、その海洋国家システムや変化を重視する動的宗教、価値観に着目して、歴史的視野から明かす。
目次
- 第3部(白のクィーン—「開かれた社会」における宗教の役割;エクセルショー!—ヤンキーの向上心に与える資本主義とカルヴィニズムの影響;ジャイロスコープとピラミッド—アメリカ社会が依拠する理性、啓示、伝統のアングリカン社会)
- 第4部 神は何を為し給ひしや(歴史とは何ぞや—現代世界を形成している二つのメタ物語(一)アブラハムの物語;歴史との戦い—現代世界を形成している二つのメタ物語(二)資本主義・進歩主義の物語;黄金のミーム—見えざる手、ウイッグ史観、神との契約;ウイッグ・バビロン—「歴史の終わり」と「文明の衝突」)
- 第5部 歴史の教訓(海洋国家の将来—アメリカ衰退論と海洋国家の大戦略「グリニッジ長老の議定書」;ゴーストダンサーたち—アメリカとイスラーム世界との関係;文明間の外交—ラインホールド・ニーバーの洞察;歴史の終わりとは—グローバル社会の発展と永続革命)
「BOOKデータベース」 より